ミョウバンって何?

ミョウバンとは硫酸カリウムと硫酸アルミニウムの金属が硫酸塩の形で結ばれたもの。 という事です。
化学の事はさておき、昔から食品にも使われているものです。
たとえば、茄子の漬物に使うと紫色の発色がとても良くなります。
一般に小売されているミョウバンは、焼きミョウバンとして、食品のものが販売されています。
焼きミョウバンといっても火で焼いているわけではありません。
これに熱を加えて、結晶化させたものが焼きミョウバンというわけです。

ミョウバンの用途 消臭効果

ミョウバンには消臭効果があるといわれています。
匂いの原因となるものにはいろいろありますが、雑菌の繁殖が原因のものが多くあります。
つまり、ミョウバンに殺菌効果がある事から、消臭効果があるというわけです。
ミョウバンを水に溶かした「ミョウバン水」を作っておくと、いろいろな場面で使う事ができます。

→「ミョウバン水」の作り方

ミョウバンの用途 食品

食品に使われる用途で、よく知られている使い道は、キュウリや、茄子のぬか漬けに使用すると、色が鮮やかになります。
また芋、栗、かぼちゃなどの煮物に使用すると煮崩れがしにくく、色もきれいに出来上がります。
それから、冷凍の魚を解凍する時にミョウバン水を使用すると、見た目が生きの良い解凍ができます。
その他に切り花を飾る際に、切り口にミョウバンをつけて生けると花持ちが良くなります。

ミョウバンの用途 その他

切り花の切り口に、ミョウバンをつけて生けると花持ちが良くなります。
白癬菌などが原因の水虫に付けると、効果があるといわれています。
風呂場などのカビをとる事にも良いとされています。
ミョウバン水を作ってスプレー容器に入れておくと便利です。

→「ミョウバン水」の作り方